靭帯が伸びてしまったら?




足首にある靱帯は、
内側側副靭帯・外側側副靭帯・脛腓靭帯から成り、
そして足首の安定性を保っています。

しかし、スポーツなどを行っている際などに
靱帯が伸びたり断裂したりすると安定性を保てなくなり、
様々な障害が起きるようになります。



靱帯の損傷

前述したとおり、靱帯は3つの部位から成っています。
これらの部位に損傷が起きると、

◆内側側副靭帯損傷
靱帯はゆるく伸びているかもしくは切れてしまっている場合があります。
放置すると関節軟骨や半月板に傷がついて歩行の際に痛みが出るようになります。

◆脛腓靭帯損傷
他の靱帯部分より強いので、この部位だけに損傷が出ることは少ないようです。

◆外側側副靭帯損傷
足首捻挫の中で最も傷めやすい靱帯です。
放置すると足首に不安定性が見られるようになり、
様々な不具合が出るようになりますから注意が必要です。


足首の靱帯に異常が起きている状態で放置してはいけません。
ご自身では「靱帯が伸びた」状態だと思っていても、検査をすると断裂してしまっているケースもあります。

伸びている靱帯も断裂してしまっている靱帯も自然に修復してくれません。
すぐに整形外科を受診して画像検査などで状態を確認し、治療を行った方がいいでしょう。




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